FAQs 記事一覧
妻が離婚後に子供たちと会わせないと言っていますが、どうすればいいですか?
面会交流の調停の申立をすれば、面会交流が子供たちに有害でないかぎり面会交流できます。もっとも、子供さんが小学校高学年となり、子供さんが面会交流を拒否する場合は、調査官調査の結果、子供さんが自らの意思で面会交流を拒否していると裁判官に判断された場合は、直接の面会交流は認められず、手紙等の間接交流のみとなる場合もあります。 続きを読む
夫が拒否しても年金分割を50%請求できますか?
原則として離婚時の年金分割は50%ですが、夫が拒否している場合には年金分割の手続きができません(専業主婦の3号分割を除く)。夫の協力なく離婚後に妻だけで手続きをするためには、離婚前に離婚調停で合意するか、離婚後に年金分割調停を申し立て、相手方が同意しない場合は、裁判所が50%の審判をすることになります。 続きを読む
慰謝料はどのような場合に支払うことになりますか?
典型的なのは、不貞をして離婚に至った場合です。悪意の遺棄やDV等で離婚に至った場合に慰謝料が認められることもありますが、証拠の有無やけがの程度にもより慰謝料請求の可否や金額が変わってきます。 続きを読む
離婚するまでの間、夫に生活費を請求できますか?
別居していても、夫婦である以上、収入の高い配偶者は収入の低い配偶者に婚姻費用(生活費)の支払義務を負います(収入が高い配偶者が子を養育している場合には、収入の低い配偶者が婚姻費用の支払義務をおう場合もあります)。金額は夫婦双方の収入から算定しますが、裁判所のHPで算定表が公開されています。同居中でも生活費を渡さないケースで裁判所が婚姻費用の支払いを命じた例もあります。離婚まで別居を検討されている方 続きを読む
財産分与を2分の1請求できますか?
財産分与は、離婚時に夫婦で婚姻中に築いた共有財産が対象となります。 ただし、不動産や預貯金等のプラスの財産より住宅ローン等のマイナスの財産が多い場合には、負債を2分の1にはできず、財産分与なし(夫名義の財産・負債は夫のまま、妻名義の財産・負債は妻のまま)となります。 財産分与の計算は複雑になることもありますので、一度弁護士に相談することをオススメします。 続きを読む
相手から面会交流を求められたらどうすればいいですか?
面会交流の場所、時間、頻度等について当事者間で協議ができるのであれば、父母で合意して面会交流を行い、協議ができない場合や過去に虐待等があり面会交流に応じられない理由があって面会交流に応じられない場合には相手方が面会交流調停を申し立てることがあります。家庭裁判所から調停の呼出状が届いた場合には、裁判所に出頭して、面会交流に応じられない理由を説明したり、面会交流の協議を行うことになります。 続きを読む
養育費の相場は?夫婦のどちらが支払うの?
養育費は夫婦双方の収入により決まります。 裁判所のHPで算定表が公開されています。養育費は、別居親が子と同居する親に支払います。 続きを読む
親権争いに母親が負けることはあるのか?
結論としては「あります」。 離婚する際には必ず離婚後の親権者を決めなければならず、夫婦で合意できなければ、離婚訴訟の判決で決めることになります。その際の重要な要素は、これまで夫婦のどちらがより子の監護養育にかかわってきたのか(主たる監護者)、離婚後の監護環境は整っているか、子の意向・希望等です。 昨今は、父親が育児に協力的なケースが多く、父と母の監護のかかわり方が大差ない場合には他の要素も踏まえて 続きを読む
離婚に応じない夫と離婚したいですが、どうすればよいですか?
協議しても離婚に応じない場合には、家庭裁判所に離婚調停を申し立て、調停でも離婚の合意ができなければ、離婚訴訟を提起するしかありません。 ただし、判決で離婚を認めてもらうには、民法770条1項の1~5号のいずれかの離婚理由が必要です。 ・配偶者に不貞な行為があったとき(1号) ・配偶者から悪意で遺棄されたとき(2号) ・配偶者の生死が三年以上明らかでないとき(3号) ・配偶者が強度の精神病にかかり、 続きを読む