突然、相手が家を出て行ってしまったときには

当事務所にご相談に来られる方の中には、突然、相手が家を出て行ってしまったという方もおられ、それと同時に相手が依頼した弁護士から手紙が届いたというケースもあります。

このような場合、相手は家を出る以前から用意周到に準備していたケースが多く、離婚の決意はすでに固まっている場合がほとんどです。

そのため、突然、相手が家を出て行ってしまった場合には、離婚の方向で話が進んでいくことが多いといえますが、多くのケースで出て行かれた側が困るのは、夫婦の共有財産を勝手に持ち出されたり、財産関係資料が不明なこと、(相手が子どもを連れて家を出て行ってしまった場合には)子どもと会えないことなどが挙げられます。

相手が用意周到に準備していた場合すでに手遅れになっている可能性もありますが、それでもまずはご自身名義の口座を相手が管理していた場合にはすみやかに出金ができないよう手続を行ったり、自宅にある財産関係の書類は写真をとるなどして証拠を保全しておく必要があります。子どもと会えない場合には面会交流調停を申し立てることも可能です。

このように、突然、相手が家を出て行ってしまった場合には、相手は離婚を決意して離婚までのステップをあらかじめ調べて相応の準備をしていることがほとんどですので、お早めに弁護士にご相談いただくことをお勧めしまう。

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この記事の執筆者

弁護士藤井義継

弁護士 藤井義継

専門分野

離婚・相続など家事事件

経歴

昭和63年に弁護士登録後、神戸市の事務所勤務を経て、平成4年に藤井義継法律事務所を開設。相続、離婚、不動産トラブルなど、家事・民事事件を多く取り扱う。

弁護士会の活動として、神戸地方裁判所鑑定委員や神戸地方法務局筆界調査委員を経験。平成16年には兵庫県弁護士会副会長も経験している。

弁護士歴30年以上の豊富な実績があり、離婚問題の早期解決を得意としている。

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