結婚は、生涯のパートナーの選択です。
しかし、この選択は難しく、選択を誤ることもあります。選択ミスは、あらわれてこない場合もありますが、離婚は不幸にしてこの選択ミスがあらわれてしまったときに起こるものです。離婚は単なるパートナーの選択ミスで誰にでも生じる可能性のある問題なのです。
昭和63年に私が弁護士登録し、勤務した事務所には、離婚事件がたくさんありました。平成4年に独立したころから、いわゆる熟年離婚がはじまりました。そして学齢期の子のある夫婦の離婚が増え、裁判所は婚姻費用や養育費の算定をオーダーメードですることができなくなり、平成15年に算定表を利用した養育費や婚姻費用の算定を開始し、家庭裁判所の裁量に委ねられていた婚姻費用や養育費の具体的な金額が計算できるようになり、離婚事件増えました。
離婚とは、経済的にも精神的に独立することであります。経済的あるいは精神的にパートナーに依存していると離婚できません。仮に収入は少なくとも、経済的精神的に独立しておれば離婚して暮らしていけます。
また離婚とは、パートナー選択の誤りを改め、離婚後の日々を平穏に送る制度でもあります。皆様が独立して、平穏生活していけるようお手伝いしたいと考えております。
離婚は家庭内の問題ですが、将来を左右する一生の一大事です。専門家の弁護士のアドバイスを得るのが一番です。お気軽にご相談ください。