弁護士の介入によりモラハラ夫との離婚が成功した事例

ご相談までの経緯・背景

依頼者は、出産後、ワンオペ育児で不眠になり、子を連れて実家に戻り別居。

別居後、父子面会交流の度に、夫から度を超えた叱責や人格否定、親族に対する暴言や誹謗中傷を受けたため、面会交流の補助を親族に頼んでいたが、夫は面会交流中に乳幼児の子を連れ去り、仕事を辞め、家にも帰らず所在不明になりました。

警察に捜索願を出し、子の安全は確認できたものの、夫が所在をひた隠しにし、子と会わせないので、当事務所にご相談をいただきました。

弁護士の対応

すぐ子の引渡し・監護者指定の仮処分及び審判を申立てました。

夫は任意の面会交流に応じたが面会交流の場を利用して、依頼者に対し、弁護士の解任と申立ての取下げをしなければ子と会わせないと脅迫し、母子面会交流続行不能の状況が続いております。

裁判では依頼者を監護者に指定し、子の引渡しを命じる審判が出て、ようやく子を返還するも、父子面会交流を利用して依頼者およびその親族への暴言や誹謗中傷、迷惑行為を繰り返した。夫は自ら面会交流調停申立てをするも、面会交流調停・審判を遵守せず、面会交流中にトラブルを頻繁に起こし、子の保育園入園妨害をしました。

依頼者は子の小学校進学を機に、離婚訴訟を提起しました。ただ、夫は離婚を拒否し、婚姻関係破綻の原因は妻にあると主張しました。

結果

1審の裁判所は離婚原因は夫にあるとして離婚請求を認容しました(子の親権は依頼者)。

そのあと、夫は控訴したが、控訴審で、1審判決と同内容の和解離婚が成立した。なお、依頼者の希望で慰謝料請求はしていない。

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この記事の執筆者

弁護士藤井義継

弁護士 藤井義継

専門分野

離婚・相続など家事事件

経歴

昭和63年に弁護士登録後、神戸市の事務所勤務を経て、平成4年に藤井義継法律事務所を開設。相続、離婚、不動産トラブルなど、家事・民事事件を多く取り扱う。

弁護士会の活動として、神戸地方裁判所鑑定委員や神戸地方法務局筆界調査委員を経験。平成16年には兵庫県弁護士会副会長も経験している。

弁護士歴30年以上の豊富な実績があり、離婚問題の早期解決を得意としている。

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